小鹿田焼の里ぶらぶら
10月12日(土曜日)・13日(日曜日)に開催された『小鹿田焼民陶祭』へ行ってまいりました。
「小鹿田焼ってなに?」という方、詳しくはカテテにありますのでぜひぜひご覧ください!
https://oita-katete.pref.oita.jp/web_magazine/ontayaki/
目次
山間にある静かな集落『小鹿田焼の里』
大分ICから車で約1時間半ほどで日田市の小鹿田焼の里につきます。
2017年の九州北部豪雨で被害を受けた地域ですが、今は道路も整備されています。
到着したのは11時ごろでしたが上の駐車場はすでにいっぱい。道端に車をとめて歩きます。
道をあがっていって1番目の『小袋窯』さんにいくとすでにたくさんの人でにぎわっていました。
こちらでいつもいただくのがこのお抹茶セット。まだ全然歩いてないですが、早速休憩。
かわいいお子さんが一生懸命お手伝いをしていて、御膳をもってきてくれます。
からだも気持ちもほっこりしてくつろげます。
おまんじゅうの包み紙を捨てるゴミ入れも、もちろん小鹿田焼。
ちょっとお値打ち価格になっていました。
こちらはクレジットカードや電子マネーの一部が使えました。まとめて買う場合は購入側には助かりますよね。
並んだ窯を自由に見学できます。
10軒ある窯元は一本道の両脇にありますので、上から下まで順番に見ることができます。
(だいたいやっぱりあそこのあれが良かったと戻るので、2往復はします。いい運動。)
この大きな花瓶も素敵でした。
壺もなんに使っていいかわからないけど欲しくなります。
あれこれ迷った挙句、今回購入してうちのコレクションに加わったのはこちら。
めずらしい色合いのお皿に、箸置き&前から欲しかった酒器。
これで日本酒withおでん会を開きたいと思います。
器が素敵なお食事処でおひるごはん
さてさて、これまた楽しみのランチタイム。
いつもこちらの鮎の塩焼きを買って道端で食べるのが楽しいのですが、今回は食堂に入っていただきました。
手打ち蕎麦と迷ったのですが、だんご汁にしました。
そしてやっぱり鮎の塩焼きも。しょっぱいんですけど、それがまた美味しい。
お皿ももちろん全部小鹿田焼。器によそったらこんなふうになるんだなあとイメージするのも楽しいです。
重要文化的景観を楽しもう
『文化的景観』とは、自然と人の暮らしが作り上げてきた文化的な風景。
保護する対象は単に形のある歴史資産だけではなく、その風景を形成する人々の生活そのものを含み、そのうちとくに重要なものが『重要文化的景観』とされているとのこと。
谷川の水力を利用して土をつく唐臼(からうす)。
川の水のさらさらした音と臼のぎー・がたーんという音がなんともいい感じなんです。
毎年5月のGW中にも『唐臼祭』が開催されていたのですが、今年は残念ながら中止に。
今回の民陶祭の賑わいを見て、来年の春は開催されることを祈りつつ、ぜひまた訪れたいと思いました。
『一子相伝』で代々引き継がれている小鹿田焼と昔ながらの風景、まだ行ったことがない方はぜひぜひ足を運んでみてください。
記事を書いた人