風が吹き荒れる14期最初の休日に思ふ
最近我が家の洗濯機の調子が悪い。洗濯機はネットで見るよりも実物が見たくなるものだ。近くの家電量販店に行ってみることにした。正直、私は洗濯機に特に求めるものはない。選定も奥さんに全部任せようと思っているので独り店の中を歩き回ることにした。
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昔に比べ、家電のデザインが良くなっている。これが部屋にあったら楽しいかも、気分いいかもって思わせるものが数点あった。
若かりし頃、日本のメーカーでデザインに気を使っているのはソニーぐらいだなと、ラジカセやミニコンポなどは大体ソニーで揃えてきた当時デザインを理解していなかった私ですが(今は多少理解出来るようになったつもりです)、今日感じたことはソニーだけじゃないということ。多くの企業が、製品に「情緒」を足してきています。
個人的な見解ですが、Appleが世界を変えたと思ってます。一部のスノッブを満足させるためのカッコいいだけのパソコンを作っていると思われていた会社が世界一の会社になってしまった。「見た目より中身」が美徳の我が国においても、この事実は看過出来ない事として捉えられている気がします。
選ばれるためにはカッコよくないといけない。多くの人がそう考えるようになってきた。
そう考えています。
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仕事の話します。
「カッコいいだけ、オシャレなだけのホームページは作りません」という宣伝文句を使っているWEB制作会社も時々見かけますけど、同意しません。カッコいいことが世界を変えているのはAppleの例を見ても明らかです。WEBサイト、ホームページは人の意思決定に作用しなければならないメディアです。人の心を動かす、人の心に入り込むために、トリアナはこれからもカッコいいWEBサイト、ホームページを作るための努力を惜しみません。
そして、そのカッコよさがクライアントの満足だけで終わらない取り組みにも力を入れていきます。機能するカッコよさを創っていく。
「WEB制作費」という名目で請求させていただいている現在ですが、これを「課題解決費」と変更するぐらいの気持ちで仕事をしていきます。WEBサイトをリニューアルしてアクセス数が倍増した・・・だけでは満足しません。アクセス数が伸びその結果クライアントの数字に、業績に繋がったという指標をこれまで以上に意識して参ります。WEBサイト自体は手段なのです。目的ではないのです。
これは、WEBサイトを新規制作、リニューアルしてお引き渡ししただけでは中々実現が難しいのが現実です。弊社が良く口にするスローガンですが、サイトは作ってからがスタートなのです。卵から孵ったばかりの雛みたいなものです。
だから今期は(弊社今月より14期突入です)、クライアントの「サイトの運用」の部分にどんどん食い込んでいきたいです。新規制作、リニューアル時に描いたゴールへきちんと向かっているか、アクセス解析と指標の毎月のチェック、もし上手くいっていないなら軌道修正、順調ならさらにグロース。クライアントのWEB担当者としてパートナーシップを結べる機会を1つでも多く増やしていきたいです。
「カッコよく」という思いを忘れないようにしながら。
個人的には、「カッコよさ」とやらをキチンと言語化出来るようになりたい今期です。
0.1秒でも早く目的を達成出来て、その過程で気持ちが昂揚するモノはカッコいいと思う。
11/3(火)文化の日
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