脳を休ませるためにネット断捨離をはじめました
以前、断捨離について書きましたが、ここ最近はネット断捨離をしています。
mixiに始まり、Twitter、Facebook、InstagramといろんなSNSをしてきました。
最近ふと思いました。
「めっちゃ疲れた」
原因はTwitterなんです。
世界情勢や政治・経済・エンタメetc、いろんなジャンルのアカウントをフォローしてチェックしていました。
目的を持ってチェックというよりは、なんとなくだらだら見るという感じです。
Twitterは自分がフォローしているアカウントがリツートやいいねしたツイートも自分のタイムラインに流れてきます。
良くも悪くもいろんな人の考えが飛びこんできます。
誰が何を言おうが言論の自由ですが、自分とあまりにかけ離れた考えや事実でない情報、荒い言葉を見るにつれ、だんだんとストレスが溜まってきました。
そう、みなさんも思うでしょう。
「見なきゃいいのに」
分かってるんですが、惰性ですね。ついつい見てしまう。
ある時、またTwitterを見てイライラした自分が急にアホらしくなり。
「見るのやーめた!」とTwitterを断捨離しました。
無駄なストレスがなくなり、よい感じがします。
とにかく私たちの周りには情報が溢れています。
飛び込んでくる色んなニュースに加え、仕事のこと、家族のこと、自分のこと。
私は切り替えが下手で、何かしら考えすぎています。
脳が休まる感じが全くしない。常にリラックスと真っ向勝負です。
勝ってどうする、これはいかんということで、あれこれ調べています。
最近読んだ本がよかったのでちょっとご紹介。
精神科医であり僧侶でもある川野泰周さんが脳が疲れている状態に着目し、休息法をアドバイスしてくれています。
マインドフルネスはGoogleなどグローバル企業が社員研修に取り入れている自分の心や体の状態に意識を向けるトレーニングです。
脳への効果があることが科学的に立証されています。
本の中で印象的だったのはこの一文。
『ネットサーフィンではなく、ネットドリフティングをしていませんか?』
1つのニュースや動画を見ると次々に関連タイトルがでてきて、導かれるように見てしまう。
意識的に情報を探すネットサーフィンではなく、無意識に情報に流されるネットドリフティングつまりネットの世界を漂流していないかという問いかけです。
Twitterは見るのをやめましたが、YouTubeはついだらだら見ちゃうんですよね。
少しずつ意識して時間を減らしていこうと思います。
マインドフルネスもちょっとずつ実践中。効果のほどはまだわからないので、またいつかご報告します。
情報への関わり方については、こちらの本も勉強になりました。
大分市出身のバイオリニスト廣津留すみれさんの著書です。
日本と世界の常識の違いや多様性についてなど、世界の新しいバージョンに対応するためのアドバイスが書かれています。
この中で目に入ってくる情報を自分でコントロールできる術、メディアリテラシーを身につけようとありました。
SNSで自分が気軽に拡散させている情報が果たして正しいものなのか、しっかり確認しないと誰かを傷つける可能性もあります。
情報源をしっかり確認する、鵜呑みにしないなど気をつけないといけないことがたくさんあると再確認しました。
脳から話が逸れてきたのでこの辺りでまとめ。
断捨離をしつつですが、インターネットが大好きなのは変わりませんし、やめません。
そもそも仕事上、やめるのは無理ですし。
自分でコントロールしながら、脳におやすみをしてもらえるように意識していこうと思います。
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