闘う魚と格闘中
ある日、友人からプレゼントされたのは1匹の綺麗なお魚でした。
青くて、ひらひらの大きな尾びれと腹ビレ。
体長は10cmぐらいの可愛い子です。
「うちで産まれた子を、チビちゃん達にあげようと思って。」
ご丁寧に、飼育セット一式と一緒です。
「ちゃんと世話するから、お願い。」
と子供達にお願いされ、受け入れることにしました。
(うん、結果はご想像どおり私がお世話してますはい……。)
というわけで、今回は弊社ではめずらしい食べないお魚のお話です。
目次
可愛い見た目だけど。
青くて、ひらひらの大きな尾びれと腹ビレのこのお魚。
ベタといいます。
ベタ(Betta, 和名:トウギョ〈闘魚〉)は、スズキ目キノボリウオ亜目オスフロネムス科(かつてはゴクラクギョ科)ゴクラクギョ亜科ベタ属(別名トウギョ属)の淡水魚。
広義には、ベタ属に含まれる50種ほどの魚をベタ、ベタ類と総称する。「ベタ」は属の学名 Betta で、タイの方言に由来する。
– 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
和名はなんと「闘魚」(トウギョ)。
見た目が優雅で可愛いのですが、実は闘争心が強い子。オス同士は絶対一緒に買うな!と注意書きがされるくらいのお魚さんです。
オス同士を戦わせる遊戯もあるとか。なんかカブトムシみたいですね。
まずはお家を用意しよう!
ぶくぶくと、エアー。熱帯魚だからヒーター!
と想像していたのですが、1匹ぐらいで水を定期的に変えてあげるなら水の循環器等がなくても大丈夫らしいです。
ベタは肺呼吸も可能なので、エアポンプがなくても生活できるすごいお魚さんです。
人魚みたい!
ベタ類は、キノボリウオ亜目の魚の共通の特徴として、エラブタの中に上鰓器官(構造が迷路に似ていることから「ラビリンス器官」とも呼ばれる)という空気呼吸をする器官を持ち、口を空気中に出して空気を口の中にいれ、そこから直接酸素を得ることができる。
– 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
また熱帯のお魚なので、できたらヒーターを設置した方がいいらしいのですが、こちらは九州で温暖化中。
日が当たるリビングの暖かい位置にいるので、今のところ必要なさそうです。
サイズですが、我が家では手のひらサイズの水槽で飼育できています。
(最近、大きくなったので少し大きめのケースにお引越ししました。)
水槽は蓋つきがオススメです。
うちでは空気が入るようにメッシュの蓋をつけています。
なぜかというと、びっくりするくらいジャンプするんです。
(友人宅でも夜中に飛び出ていたってことが多々あったそうです。)
肺呼吸ができるっていってもお魚。かわいそうなことにならないように、蓋をつけてあげてください。
名前をつけてあげよう
ベタは言葉がわかるお魚ともいわれているそう。
ならお名前をつけてあげた方がいいだろうということで命名することに。
我が家のベタは「オス」。
青い体と、少し赤の胸ビレ……どこかで見たカラーリングだな……ってことで
子供と相談して、名前は「むねちか」君になりました。
(某刀擬人化ゲームにでてくる、青いひらひらの着物のおじいちゃん)
餌をあげるときに呼んでるのですが、最近は名前を呼ぶと水面にプカーッと浮いてくるようになりました。
可愛いです。すごく……かわいいです……。
(ちなみに餌は1匹なので、1日2~3回専用の餌を粒で1回に2~3粒でいいそうです。)
他、飼育にあったら良いもの
水草
たまに、乗っかって遊んでます。
また、[光合成]をするので、二酸化炭素を取り入れ、酸素を吐き出してくれます。
カルキ抜きの道具
水道水内の塩素をぬいて、生活しやすい水にしてくれます。
砂利
水の綺麗さが長持ちするので、少しいれてあげるといいです。
やっぱりお世話はほぼ、親の仕事。
気づいたら、すべて私の担当になっていました。
どこのご家庭でも最初は同じですよね。
今後は少しずつでいいので、子供達にもお世話をさせるようにしなければ。
そのうち、「むねちか」にお嫁さんも迎えてあげたいし。
と思っていたら今度は友人から、メダカの赤ちゃんが持ち込まれました。
さて、どうしましょう。
また、食べないお魚です。お勉強せねば。
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