ライブ
僕は音楽が好きです。わざわざレコードを買って音楽を聴くぐらい。
ロックが好きなので、今まで何度かライブ、コンサートにも行ったことがあります。
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コロナ禍の昨今、アーティストはライブ活動を制限されることになりました。
昨年途中から少しづつ解禁されつつありますけど、ライブハウスに人がギューギューなんてシーンはもう2年ぐらい実現していないのではないでしょうか。
そういう状況に置かれても、アーティストは様々な工夫でライブを実現しようとしていました。
無観客のハコ(会場)からのライブ配信などです。
WOWOWなども、よくライブの生中継を放送しているのを目にします。
音楽ソフトの中にはレコードやCD以外に「ライブDVD」という映像メディアも存在します。
外国でライブを体験したことのない僕なので、洋楽アーティストのライブは全てライブDVDの視聴体験でした。今でも、深夜のBS放送などで思いがけず昔のバンドのライブ映像が流れたりすると大喜びします。
つまり、映像であってもライブは楽しめるのです。
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だけど…やっぱりライブと映像は別物だ。
同じアーティストのライブでも、ライブは1本1本が別物だ。
レコードプロモーションツアーで同会場の2days、セットリストが同じだったとしても同じライブにはならない。
そのライブは、その日にしか存在しない。
そのライブは、その一回しか存在しない。
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Zoomなどのリモート会議の文化が一般化しつつある昨今、必ずしも対面の打合せは必要なくなりました。
移動時間などのコストも抑えられ、いい事ずくめにも思えます。
だけど…やっぱり僕はライブが好きだ。
リモートでは感じられない空気感みたいなやつが好きだ。
ビジネスパートナー、クライアントと良い関係になるために、同じ時間と、同じ空気を共有したいのです。
そうすることで、移動コストなどの損失を超える「リレーションシップ」を作り出せると信じてます。
そして、その時一回限りしか成立しない、同じ打合せは未来永劫二度と存在しないって考えながら打合せをしていると、まるでライブでもやっている気分になり楽しくなってきます。
世の中どんなにテクノロジーが発展しても、「ライブな打合せ」みたいなアナログなことをしてもいいじゃない。
またお伺いしますね。
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