感情的とは?メンタルコントロールと対人術について。
10/31で第13期が終わります。
コロナ禍で働き方が大きく変わる中、スタッフ皆のおかげで乗り越えることができました。
個人としては久しぶりに東京出張へ。
実りある出張でした。
が、やはり人が多い。
数ヶ月行かなかっただけで、多く感じる。
人混み、渋滞、行列。
全て苦手です……
人混みを歩くことに。
タクシーが進まないことに。
行列に並んでいることに。
イライラしている。
ハッと気づいて、冷静になりました。
普段から感情のコントロールを気をつけているはずなのに……
備忘録として、本記事を残しておこうと思います。
以下、”感情的になることは損をする”という前提の内容になります。
過去の経験に基づく個人的主観になります。
まず、”感情的”とはどのような状態なのか。
さすがに、行列に並んで理性を失うことなどはないですけどね(笑)
ネガティブな状態であれば感情的になっている、ということでしょう。
目次
なぜ感情的になるのか
・自分の思い通りにならないから
・プライドが高い(傷つけられる)から
・自己肯定感が低いから
感情的になるデメリットは
・何も解決しない
・建設的な話ができない
・何より自分が疲れる
例えば、僕が並んでイライラの状態は”自分の思い通りにならないから”に該当します。
結果、”何も解決しない”上に”自分が疲れる”だけとなりました。
冷静であれば、前に並んでいる人の商品から、レジに到着するまでの時間を逆算できたことでしょう。
その間にメールの一つでも返せたかもしれません。
上記は小さなことですが、もちろんビジネスの場にも通じることもあります。
こちらも例としてひとつ。
「御社の見積もりは高い。それだけの能力と価値があるのか?」と過去に言われたことがあります。
当時、僕は若く「見積もりの依頼を受けて出しただけなのに」と一瞬だけ頭に血が上りかけました。
しかし、そこで「何故このような事を言われるのだろう。過去に付き合った会社と何かあったのでは?」と思い直しました。
聞けば、想定したとおりでした。
解決策を提示し、現在もお付き合いある会社様となりました。
ここで感情的になっていたら、仕事につながらなかったでしょう。
視点を変え、相手の背景を考え、話ができたことがよかったのだと思います。
このように感情をコントロールすることで得られるメリットは多々あります。
感情をコントロールすることで得られるメリット
・他者への気づきを得られる
・大舞台での冷静な行動ができる
・ネガティブ言動を回避し、建設的な話ができる
では、どうやってコントロールするのか。
意外と簡単にできると思います。
感情的になったら、声を発するのを10秒待つ
表に出さなければ、相手は感情的だと分かりません。
怒りのピークは数秒です。そこをグッと堪えて10秒待つ。
理性を取り戻したあとで話せば、冷静な話ができるでしょう。
原因や背景を考える
感情は相手とのコミュニケーションで起こるもの。
相手の発している言葉から原因や背景を考えると、次のコミュニケーションにつながります。
多様性を受け入れる
相手を否定しない。間違いがあればアドバイスはOK。
でも、否定はアウト。
”〜すべき”
”自分がこう思うからねじ伏せてやろう”
では相手も話を聞いてくれるわけがありません。
自分の譲れない部分があっても「知らない話が聞けてラッキー」程度で聞くと気が楽になります。
伝え方を考える
いくらこちらが冷静でも伝え方を間違うと大惨事になります。
”それって○○さんの意見ですよね?”
”それって何か根拠やデータあります?”
これでは、相手が感情的になる可能性あり。
”私の考えと違うようですので、お互いの着地点をみつけませんか?”
”なぜそう思ったのか教えてもらえますか?”
おまけ:お酒の付き合い方
感情をコントロールする上で難敵となるのが、お酒です。
お酒が入ると気が大きくなったり、実現性のない話が繰り広げられることがあります。
もっともやっかいなのが、意見のぶつかり合い。
その場では絶対に解決しません。
そんな時は帰りましょう(笑)
まとめ
感情的になったら、まずは自分に「なぜ?」と、問いかける。
瞬間的な行動を抑えられ、他者への気づきを得られ、自分の気持ちを伝えることができるはずです。
では。
記事を書いた人
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。