おやつのひきだし「カントリーマアム」
この夏、数年ぶりに「クリームシチューが実は日本料理」だということが広まり、ではクレアおばさん(©グリコ)とは一体何者なんだと日本がざわついていましたが、みなさまはいかがお過ごしでしたでしょうか。
クレアおばさんの正体については私の身の安全のため黙秘しますが、商品名から受けるイメージって大事ですよね。
というわけで、今日は久々のおやつタイムです。
今日のおやつ
不二家「カントリーマアム」
1978年7月発売
まんじゅうをヒントに作られた二重構造のクッキーは、外はさっくり、中はしっとりの不思議食感。
初めて食べたときは「なんだコレ!?」となりました。
アメリカンクッキーのようなソフトクッキーに近く、まさに「カントリー」な印象です。
トースターで温めると、サックリ感増し増しかつチョコレートがいい感じに溶けてちょっとしたフォンダンショコラっぽくなるので、より一層おいしく食べられます。
カントリーマアムの“マアム”は「mom(mother)」だと思いこんでいたのですが、正しくは「ma’am」なのですね。「Yes, Sir!」の女性上司宛版「Yes, ma’am!」のマアム。
フランス語の「madam」からdの音が消失したものが語源だそうです。
このカントリーマアムの個包装に顔が描かれていたのはご存知でしたでしょうか?
あのイラストは1992年にできたもので、2005年に開封口をわかりやすくするために置かれたそうです。
意外と最近だなぁと思ったものの、2005年がすでに15年も前になることに戦慄しました。
年月の早さよ…。
不二家社内ではこのマークのことを「カントリーマアムくん」と呼んでいるそうです。
眠っていたり照れていたりと表情豊かなカントリーマアムくん、今回買ったファミリーパックでは8種類発見しました。
ここにもこっそりカントリーマアムくん。
裏面は描かれているものと描かれていないものがあるので、くじ引きみたいに使うこともできそうですね。
たとえはずれても、カントリーマアムは美味しいので、きっとハッピーです。
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と、ここまで書いた日に出会った友人が、差し入れだと言って「カントリーマアム ミニ」をくれました。エスパーか。
今気になってるのは「うすやきカントリーマアム(チーズティー)」。
地域限定の「青森りんご」や「白バラコーヒー」もとても気になります。ぜったいにおいしい。
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クリームシチューの話で、ふとシチューとスープとチャウダーの違いが気になり調べてみました。
明確な線引はないようですが、
●シチュー:素材が大きめに切られ、粉を使用し、ルーでとろみを付けた濃厚な煮込み料理。メインとなりうる。
●スープ:さらりとした食感で、あくまで前菜ポジション。
●チャウダー:シチューよりも具が小さく、ソースのとろみも少ない「シチューとスープの中間くらい」に位置する料理。
だそうです(Wikipedia調べ)
今日また一つ賢くなりました。
それではまた。
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