決断
次女は歯の矯正をしている。
季節にもよりますが、1人がヨーロッパ旅行に余裕で行けるぐらいお金がかかります。
しかし・・・子供の矯正は医療費控除の対象になります。
助かります。
あ、今回書きたいのはお金の事ではありません。
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このブログは5/10(日)の朝に書いています。
その前提で以下お読みください。
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今日12:00に、次女の矯正歯科の予約を入れている。
矯正の進捗を確認するのが目的で、月に1回程定期的に通っている。
その歯科よりメールが届いた。
スタッフの一人が37度ちょっとの発熱が続いている、そのスタッフは既に出勤停止としているが、それでも気になる場合は予約の変更を受け付けるとの旨だ。
さあ、どうする?
論点を整理しよう。
まず、そのスタッフが新型コロナウイルスに感染しているか否か。
ここが大分県ということを考えると、可能性は低いと見る。
大規模な感染が発生している都市から遠いこと、ここ最近は新規感染者の報告がなされていない事などがその根拠だ。
だが、このウイルスは感染しても無症状な場合があると認識している。
症状が悪化するか否かは、体との相性みたいなものがあるのではないかと考えている。
ということは、もしかすると報告が上がっている以上に感染者がいる可能性も否定出来ない。
意識しづらいけど、実は身近に感染者がいるかもしれないのだ。
ということは、ここが大分だから、そのスタッフの感染の可能性が低いという判断は的確ではない。
次に、このウイルスの感染方法について考えてみる。
医療機関ということで、通常以上の感染対策を施しているはずだ。
マスクだけにとどまらず、フェースガード、そして消毒も、多分すごいやつを使っているはずだ。
仮に、診てもらう先生が陽性だったとして、どのぐらいの確率で感染するか考えてみよう。
・・・
いや、いくら飛沫を防ぐ努力をしても、どんな対策をしていても、感染する時は感染する。
その根拠は、外国で防護服みたいなものを着ている医療従事者が普通に感染していること。
だめだ。。
ウイルスが見えない、正体が分からない。
12:00の予約を変更するか否か、たったそれだけの事だけど非常に判断が難しい。
大したことないような気もしてる。
だけど、その油断が招くリスクも頭から離れない。
少し政府の気持ちが分かる。
決断が難しい。
歯科の予約を変更するか否かだけでも即決出来ない。
少し自分の能力に落胆する。
いや、そんな時間はない。
決断しなければ。
予約を変更するなら早く連絡するのがエチケットだ。
感染リスクのある場所へ行くべきか行かないべきか。
仮に感染してしまったとしても、何も起きない可能性もある。
ただ、スプレッダーとして別の人に感染させてしまった場合、その人がウイルスとの相性が悪く、その人の症状が悪化する可能性はある。重篤化する可能性も。
思い出せ。
自分の、このウイルスに対する信念は、自分を守ることではなく、人にうつさないこと。
感染を広げないために、自分の感染リスクを可能な限り下げる行動を取る、これが現在の指針だ。
Better safe than sorryだ。
整理出来てきた。
自分の指針を根拠に、答えは「予約は変更」だ。
2週間程延期しよう。
今日行かなかったとしても、重大な結果は生じない。
延ばすことの出来ることは延ばそう。
予約は変更だ。
たぶん大丈夫というフィーリングで判断して、失敗したら間抜けすぎる。
チキンだ大袈裟だと笑われてもいいじゃない。
信念なんだから。
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いつまでこの生活を送るの?という問いに対する自分の回答は「免疫とワクチン」です。
最悪感染しても薬がある、この状態がゴールな気がします。
インフルエンザと同格に扱えるようになるその日まで。
そうなると・・・恐らく長い戦いです。
年単位かもしれません。
経済的損失は莫大なものとなるでしょう。
弊社はクライアントあっての企業です。
クライアントに影響が出れば弊社にも影響が出ます。
数ヶ月で、社会が平常運転に戻るとは考えてません。
そんな中で弊社が出来ること、クライアントに貢献出来ることは何か?
既にそっち方面で頭を使ってます。
今までとは違う貢献の方法を全力で模索しています。
具体的には、低価格で出来ることの拡充など。
恐らくWEBでの集客、広告といった「攻め」の事業は、真っ先に予算がカットされる分野だと思います。
従来の3桁万円のWEB制作とかじゃない、この時代ならではの戦法を提供できるように持っていきたいです。
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娘の歯科の予約変更に端を発し、思考を巡らせたSunday morningでした。
日々決断。
記事を書いた人