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トリアナのブログ。

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おやつのひきだし「紙パックのままピーチティーゼリー」

書を得よ、家に籠ろう。
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のだ

リモートワークになって早半月が過ぎました。
もうスッカリ慣れたもんですよ。おうちマイスターです。

さて、今日は最初に素敵な企画のご紹介を。

Day to Day

Day to Day

「Day to Day」は、好きな物語と出会えるサイト「TREE」が立ち上げた企画です。

「緊急事態宣言」が発令されて以降、作家と出版社にできることは何か、数年経っても、この時のことを忘れずに前に進める企画はないかと考え、4月15日に、「2020年4月1日以降の日本を舞台に、作家に1日ずつ掌編を書いていただく」という企画を立てました。

この企画が立ってから1週間ほどで日本を代表する50名以上の著者が名乗りを上げ、小説やエッセイの執筆を引き受けてくださったそう。
各作品の文字数は1000文字程度で、2〜3分で読めるとのことなので、好きな作家さんはもちろんのこと、はじめての作家さんと出会う良い機会になるのではないでしょうか。
掲載作品は英語版、中国語版でも公開されるそうなので、外国語の勉強にも良いかもしれませんね。
連載は本日5/1より、辻村深月先生からスタートです。
続く執筆予定著者は以下のとおり。錚々たるメンバーに心が震えます。

相沢沙呼、青柳碧人、朝井まかて、あさのあつこ、赤川次郎、秋川滝美、秋吉理香子、朱野帰子、朝倉かすみ、浅田次郎、麻見和史、芦沢央、我孫子武丸、有川ひろ、有栖川有栖、彩瀬まる、井上真偽、大崎梢、恩田陸、海堂尊、垣根涼介、神林長平、黒澤いづみ、ごとうしのぶ、近藤史恵、今野敏、佐藤青南、志駕晃、重松清、周木律、春原いずみ、瀬名秀明、高岡ミズミ、竹本健治、田中芳樹、月村了衛、辻真先、辻村深月、砥上裕將、長岡弘樹、中山七里、凪良ゆう、西尾維新、西村京太郎、似鳥鶏、貫井徳郎、法月綸太郎、早坂吝、伴名練、東川篤哉、蛭田亜紗子、深水黎一郎、椹野道流、真梨幸子、麻耶雄嵩、湊かなえ、皆川博子、森博嗣、薬丸岳、横関大、吉川トリコ、輪渡颯介
(4月29日現在/五十音順・敬称略)

「Day to Day」予告ページ
https://tree-novel.com/info/daytoday.html

今日のおやつ

今日のおやつはなんと手作りです。ワー
というのも、先日見かけたこちらのツイートがとても気になりまして。

混ぜるだけなら!私でも!できる!!と立ち上がってみました。

紙パックのままピーチティーゼリー
使うのはツイッターでおすすめされていたリプトンのピーチティー(500ml)。
森永乳業の公式サイトにも詳しい作り方が載っていました。これでかつる。

森永乳業「紙パックのままレモンティーゼリー」
https://www.morinagamilk.co.jp/recipe/detail/recipe.php?id=92310D

まぜる

作り方に厳格に従っていきます。
失敗は許されません(この記事の公開日的にもお買い物事情的にも)

紙パックのままピーチティーゼリー
まずは、耐熱性の器にレモンティー…ではなくピーチティーを100ml取り分けて、ゼラチン10gを入れてふやかします。
公式サイトによると、お湯ではなく紅茶そのものでゼラチンをふやかしているので、薄まることなく、そのままの味わいを楽しめるとのこと。ほうほう。

ゼラチンはマルハニチロのゼライスを使いました。
突発的にコーヒーゼリーが食べたくなった時用のストックです。
一袋5gなので二袋。分かりやすいですね。
使用した「耐熱の器」はケーキ屋さんのもの。ババロアか何かでした。半分器目当ての購入です。
(今更ですけど、この器が耐熱かどうか見ていませんでした。まぁ大丈夫でしょう、たぶん)

紙パックのままピーチティーゼリー
リモートワーク中なので投入も撮影も一人で行います。つらい。

ラップをしないで電子レンジで約40秒加熱します。
ワット数が書いてなかったのですが、600Wが標準かなと思ったので600Wでチン。
公式サイトにはここで「砂糖を入れる」と書いていますが、ツイッターの方には特に何も書かれていなかったのと、毎日おやつを食べる代わりに減糖を心がけているので省略します。
最悪、蜂蜜をかけます。大丈夫、いける!(厳格とは)

紙パックのままピーチティーゼリー
紙パックのふたをガバっと開いて、ゼラチン液を流し入れます。
投入も撮影も一人で(以下略)こぼすんじゃないかとヒヤヒヤしました。

紙パックのままピーチティーゼリー
ふたを閉じてよく振ったあと、冷蔵庫で約3時間冷やし固めます。
今が13:45なので、夕方には食べられそうですね。

では、ゼリーが出来上がるまで、恒例の解説を。

リプトンについて

リプトン(Lipton)は、世界的な食品・生活用品メーカーであるユニリーバが所有する、紅茶のブランド。
19世紀末、トーマス・リプトンによってスコットランドに誕生しました。
イエローラベルのティーバッグは、ファミレスやカラオケ店などでも置いているくらい、私たちの生活に根付いていますよね。

リプトンブランドは、スコットランドに生れたトーマスが15歳からの単身渡米の後、21歳で開いた食料品店に由来するそうです。
商才に長けていたリプトンは、食料品店を数多く経営するようになり、1890年夏のオーストラリア旅行の行程でセイロンに立ち寄り紅茶園を買収して大成功を収めました。
その後、アメリカ、インドに事業を展開し、1895年には王室御用商に。
WW2の影響を受けつつも、世界に先駆けて量産化させたティーバッグが北米市場を皮切りに大ヒット。
そして、ユニリーバが1938年にアメリカ合衆国とカナダにおけるビジネスを買収。1972年までにはリプトンの全てがユニリーバの所有となったそうです。

そんなリプトンの日本での展開はちょっと複雑。
商品によって販売元が違うって知ってました?
2020年現在、看板商品のイエローラベルを始めとするティーバッグやリーフティーはユニリーバが、缶・ペットボトル飲料はサントリー食品インターナショナルが製造、サントリーフーズが販売。
そして今回使った紙パックとチルド飲料は森永乳業が製造・販売しています。

ところで、みなさんは「ティーバッグ」と「ティーパック」どちらが正しいかご存知ですか?
正解は「Tea Bag(ティーバッグ)」。
手持ちカバンのような形の袋に入れていることが由来だそうです。
私もちゃんと解説の冒頭で「ティーバッグ」と書きました。…うそです、書き直しました。
「Tea Pack(ティーパック)」は和製英語なので気をつけてくださいね。

もりつけ

というところで、19時を過ぎたのでそろそろ開封します。
包丁を入れて綺麗に取り出しても良いですし、紙パックのままスプーンを突っ込んで食べるワイルドスタイルも良いと思います。
今回はちょっと緩かったので、なんちゃってクラッシュにしました。混ぜ方が足りなかったのかな。
ともあれ、フォークで少し崩してグラスに流し入れます。
我が家に透明な器がグラスしかないともいうのもあります。
落ち着いたら感じがいいのを買いたいですね。

紙パックのままピーチティーゼリー
ドゥルン

紙パックのままピーチティーゼリー
完成です。ワー
公式に「少し太めのストローで飲むとクラッシュゼリーとしてもお楽しみいただけます!」とありましたが、太めのストローなどありませんので、ふつうにコンビニでもらったストローでいただきました。
結果的に砂糖なしで大正解。さっぱりしておいしかったです。飲みすぎるなこれ…。
甘いのが好きな方は大さじ3杯だそうですよ。このへんはお好みで加減してくださいね。

次回はミルクティーでも試してみたいです( ˘ω˘ )

§

ということで、今回は巣ごもり編でお送りしました。
いつまでも寒いですが、くれぐれも体調にはお気をつけて、おうちで楽しいGWをお過ごしください。
GW明けたらカッ…!!!!と暑くなるんだろうなぁ。。。

それではまた。

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のだ チーフデザイナー

トリアナのおやつ係です。

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