三国志 Three Kingdoms
こんにちは。川野です。
最近はまっている歴史ドラマ。
三国志 Three Kingdoms。
10年以上前の作品なんですが、おもしろい。
全95話。総制作費は日本円で25億円らしいです。
ベースは三国志演義。
後漢末期に割拠した英雄達の生き様を見事に描いています。
物語の始まりは、黄巾党が蜂起した場面ではなく、まさかの董卓から。
最後は詳しく書きませんが、司馬炎の登場まで。
三国志演義といえば、劉備率いる蜀にスポットが当てられがち。
でも、この作品は様々な登場人物のキャラが立っているのが特徴。
本作中のイメージになりますが、主観も交えて少し紹介。
曹操(そうそう)
説明不要でしょう(笑)
才覚と行動力で一気に駆け上がった英雄。
トップダウンだけど、部下の意見も素直に聞き入れることができる。
ズルいけど、なんだか憎めない。
あと、すぐに首をはねる。
許褚(きょちょ)
猛将。
口答えもするが、君主(曹操)を絶対に裏切らない。
ゆえに曹操にも重用されている。最高の部下だと思われる。
単純だけどかわいい。
程昱(ていいく)
曹操の前では常に怯えた態度を見せるが、意見はしっかり述べる。
立ち回りがうまく、目立たないが、かなり有能。
あと、すぐに邪魔者を排除しようとする。
荀彧(じゅんいく)
内外において、絶大な影響力をもつ軍師。
荀彧がいなければ、曹操は失脚していたのではないかと思うほど。
漢への忠義を貫き、晩年は不遇。。
劉備(りゅうび)
前半はまさに聖人君主かつ、豪傑。
合理主義の曹操に対して、仁義の人として描かれている。
が、後半は頑固な面も随所に見られるようになる。
資金調達と人材獲得のプロ。
諸葛亮(しょかつりょう)
天才軍師。
常に先を読み、勝利する。
唯一書くなら、北伐がうまくいかなかったことくらいだろう。
各将軍達との関係に悩む人間味も描かれている。
関羽(かんう)
義に厚く、武勇に優れた名将。
劉備以外を鼠輩と軽視し、プライドが高い。
劉備が先に亡くなったら、間違いなく誰も制御できないと思われる。
張飛(ちょうひ)
関羽と同じく猛将。
先に紹介した許褚と同じく劉備を絶対に裏切らない。
劉備と関羽にとってはかわいい弟といったところだが、部下にとっては暴力をふるう恐怖の上司だろう。
趙雲(ちょううん)
本作で全く負の部分が描かれていない将軍。
冷静沈着、信義に厚い、思慮深い、勇猛、清廉潔白。
軍を率いても、単騎でも強い。
某ゲームでも主役級になるのが分かる。
孫権(そんけん)
物語前半は少年。後半から登場。
曹操、劉備と違って父と兄から祖業を継いだため、内政に苦労した人。
風格があり、父と兄と比べて一番君主らしい。
自ら軍を率いると負けが多い。
周瑜(しゅうゆ)
天才軍師で、赤壁の戦いの功労者。
部下より絶大な信頼を得ている。
相当な頑固で扱いづらいため、孫権が君主でよかったと思う人も多いはず。
魯粛(ろしゅく)
最高のバランサー。
有能だがそれをひけらかさず、孫権を常に立てることができる。
理想の上司、部下象である。
欠点なし。
呂蒙(りょもう)
知勇兼備の将軍。
我慢を重ねて、最後に関羽を破った功績が目立つ。
周瑜の影響を受けすぎており、頑固。
陸遜(りくそん)
終盤に登場するが、いきなり劉備を退ける。
10回負けても最後に勝てばいい、という事を教えてくれる。
吹き替え版の声が相当渋くて、かっこいい。
と、まあ色々書いたけど、まずは見てください(笑)
魏、蜀、呉の三国以外にも、董卓、呂布、袁紹、袁術、馬騰など魅力的な人物が登場します。
現代にも分かりやすく、人間模様が繰り広げられるので、非常に分かりやすいと思います。
会社に置き換えてみても非常に面白い。
他国を吸収、合併しながら大きくなっていく魏。
資金調達を繰り返しながら、有能な人材をスカウトして大きくなる蜀。
統治者が古参の将軍との関係に苦悩しながら、先代から引き継いだ国を守る呉。
この作品見ると、三足酒器が欲しくなるー!
では。
記事を書いた人
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。