マネージャー
僕は株式会社トリアナでマネージャー、管理職を務めている。20年前には想像のつかなかった自分になっている。年功序列でこうなったのかなと思わないでもない(トリアナ最年長)。古株だし…いや自信を持て、きっとそうじゃない。
でも、15年前までだったらマネージャーは務まらなかったと思う。じゃあ今務まってる(務まってる事にさせてください)のはなぜ?何が変わった?という問いに対する回答は「子供の誕生」になる。親になった事だ。
ちょっとだけ自分勝手に生きてたから、まさか自分が親になるなんて思ってなかった。だから自分の親父っぷりを、古い友だちに話したりする事はあまりない。照れくさいので。でも、親になるって出来事はホントに自分を大きく変えてしまった。子供が可愛いとか、そんな気持ち以上にとにかくこの子たち(娘二人います)をハッピーに、彼女たちが面白おかしく生きていけるためにフルコミットしなくちゃならんと、自然と思えるようになった。子供産まれて「俺が親ですみません」とか思ってたけど生まれて来た以上もう逃げられん、やるしかねーと覚悟決まりました。多分生まれて一番覚悟決まった瞬間だったと思う。
子供たちに独りで生きていける力をつけさせるというのが僕の子育てコンセプト。そのために何をすればいいかが僕の行動指針になってきた。子供が生まれて始めて他人を優先するようになった気がする。(昔の彼女にはそういう事してなかったな)人が変わっちゃいました、父親になり。子供たちをハッピーに、そして家庭をハッピーに、そのゴールに向けてのアクションが、これはマネジメントではなかろうかと、ある日思うようになった。宿題させるとか時間を守らせるのがマネジメントじゃなく、楽しく毎日を過ごせるように、そのノウハウを教える、生き方を教える、それがマネジメントだと思う。得意を見つけてあげて、それを伸ばしてあげる、そうすれば彼女たちは自信持って生きていける訳でそうなると彼女たちはハッピー、それがマネジメントだ。1日1日その繰り返し。
所属している組織みんながハッピーになれるように働く。それが僕の仕事。
チームのリザルトが、自分のリザルトなんだ。
子育てでマネジメントを学んだというお話でした。
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