令和の新卒エンジニアが未来の後輩へ伝えたい3つのこと
インターンとしてトリアナに来て1年経ちました。新人の奥田です。
新人の今だからこそ伝えられることがあるんじゃないかと思い、
今回は1年間のインターンで学んだことを、未来の私の後輩に向けてアウトプットしたいと思います。自戒の念も込めて。
(新人にはとりあえずこれを読ませとけ、みたいな感じでこの記事が使われることを願っていたり。)
目次
インターン概要
2018年10月〜現在まで、かれこれ1年間、Web制作会社トリアナでインターン。
応募したときのスペックは以下の通り。
- 大学3年生
- 経済学部
- 簡易的なWEBサイト2つ制作
- 男
あれから1年経ち、もう大学4年生なりました。性別はまだ男のままです。変わってません。
今ではWEBサイト制作のほかに、プライベートで簡単なWEBアプリも作ったりしてます。
当時は主にTwitterで情報収集していて、
エンジニアの人が「ポートフォリオ(制作物)持ってインターン応募すると強いぞ」みたいなことをツイートしてたのでサイト2つ作ってから応募しました。
専攻は経済学なので、プログラミングやHTMLコーディングは独学です。
最初は週2でトリアナに来ていましたが、今は週4です。もう大学生なのか社会人なのかわからない。
(大学は現在週1でゼミに参加するのみ。3年生までにちゃんと単位取ってて良かった)
自らが学んだ未来の後輩へ伝えたいこと
「ホウ・レン・ソウ」は大事だけど、エンジニアはその限りではない
エンジニア界隈ではもうおなじみかもしれません。
社会人になると「報告」「連絡」「相談」が大事であるとよく聞きますよね。
たしかに大事です。しかし、エンジニアに関してはちょっとだけ違います。
「5分自分で調べてわからなかったら人に聞く」
これは弊社の先輩エンジニアである田中さんが教えてくださった言葉です。
大事なのはこの「5分自分で調べて」という部分。
プログラミングで躓いたとき、大事なのはググる力。
プログラミングは暗記するものではありません。
どんなベテランでもエラーが出たときなどはググって解決します。
なのに、自分でググろうともせず最初から先輩に「ここ分からないから教えてください」ではダメなわけです。
わからない所があれば自分でまず5分間調べる。それで解決すれば一番GOOD。
でも、それで解決しなければそれ以上悩まず先輩に聞く。これが王道のプロセスです。
(5分で解決しなかったら1時間かけても解決しないので、5分は良い区切りだなと思います。)
さらに言えば先輩に聞くときも、
- どういうことをしてエラーが出たか
- どんなエラーが出ているか
- 自分で何を試してみたのか
- それによってどう問題が切り分けできたのか
まで伝えられるとベストです。
すると、相談を受けた先輩エンジニアも状況が正確に把握できますし、
アドバイスがしやすくなります。
タスク管理の方法は自分なりに身に付けていこう
1つの案件だけをずっと進めていくシチュエーションってあまりないと思います。
複数の案件を同時進行で進めることがほとんどです。
そうしたとき、タスク管理の方法をしっかり確立していないと納期に間に合いません。
私も最初、Wunderlistを愛用していました。
というか、トリアナ入る随分前、たぶん高校生の頃から使っていたと思います。
ですが最近になって、GoogleカレンダーにBacklog、Wunderlist、Slack、Trello……。
仕事で使うツールが多くなりすぎていると感じたのでWunderlistを辞めて手書きにしました。
A4のスケッチブックみたいな生地の紙をバインダーのようなものに挟んで活用してます。
タスク管理だけでなく、プログラミングや簡単なワイヤーフレームを作る際にも役立っています。
(デザイナーさんがスケッチブックにメモみたいなのしててカッチョいいなと思い、参考にしました)
プログラミングに関してはペンを用いて書き出すことで脳内が整理されます。
頭の中だけで考えていたときよりもコードがスラスラ書けるようになりました。
ほかにもBacklogとSlackを連携させるなど、
自分にあったいろいろな方法を試してみましょう。
P.S.
2020年に入って『Remember The Milk』というタスク管理ツールを使うようになりました。
また、BacklogにTrelloと同じような『カンバンボード』という機能が実装されたので、Trelloは卒業しました。
古い技術は捨てて新しい技術を積極的に試していこう
もともとプログラミングを学習し始めたのが1年半前くらいなので、
そもそもそんなに古い技術なんて知らないわけですが、
この1年半でも新しい技術はたくさん出てきました。
それにキャッチアップしていくことはエンジニアの宿命です。
評価される新しい技術にはそれなりに理由があります。
- できることが増える(業務範囲の拡大)
- コードを書くのが楽になる・速くなる(効率化)
- 保守管理が楽(保守性の向上)
- パフォーマンスが上がる(アクセシビリティ・ユーザビリティなどの向上)
などなど。
新しい技術のすべてがこれに当てはまるわけではないと思いますが、
メリットが多くあることは確かです。
また、これらの技術の恩恵を享受できているエンジニアと、
学習することを諦めて古い技術ばかり使っているエンジニアとでは社内・社外の評価ともに大きく変わってくると思います。
新人の頃から新しい技術をどんどん試していきましょう。
(奥田も頑張ってキャッチアップしているところ)
最後に奥田から未来の後輩へメッセージ
色々言ったけども、食事・睡眠・運動が一番大切。
健康に働こう。
記事を書いた人