アシド主催のeスポーツ大会を開催します! 第1回 WASD CUP『鉄拳7』 最強決定戦 in 大分
こんにちは、川野です。
トリアナの代表をしておりますが、大分初のeスポーツ施設『アシド/WASD』のオーナーもしております。
多くの方にeスポーツの魅力を知ってもらう場として、2023年3月11日に初めての主催大会の開催を決定いたしました。
eスポーツ認知は拡大しているとはいえ、まだまだこれからの分野です。
今回の大会開催にいたるまでを本ブログにてぜひ知っていただければ幸いです。
目次
ご挨拶
『アシド/WASD』は2022年8月27日(土)にオープンしました。
場所は大分の文化施設OASISひろば21内となります。
子どもから大人までeスポーツを気軽に楽しめる空間となっています。
IT専門スタッフによるネットリテラシー教育、クリエイター育成などもおこないます。
楽しく学べる場所としてeスポーツを認知して欲しかったため、商業施設ではなくあえて文化施設のテナントを選択しました。
なぜeスポーツ施設をつくったのか
元々は「ゲームの楽しさを共有したい」というシンプルな想いで『アシド/WASD』の開設を考えました。
『ジェンダーレス、ハンディキャップレス、更には人材育成ができ、地方創生につながり、経済効果を超えた社会的意義を内包している』と、eスポーツの素晴らしさを挙げるとキリがありません。
実際にフリースクールや自治体の方も多く視察に訪れております。
ただ、最初の想いを正直に書くならは『楽しいことを共有したい』でした。
オープンして気づいたこと
実際にオープンして気づいたことがあります。
当初想定していた『ゲーム好き』以外にも利用してくれる方が多くいたこと。
わけあって引きこもりとなった子や、ゲーム機を持っていない子、就労が困難になった方、障がいを持つ方など様々な方が来店してくれました。
共通しているのはみんなゲームが大好き。
最初は緊張しながら来た人も『アシド/WASD』から帰る時には笑顔になってくれます。
施設をつくってみてeスポーツが人を笑顔にすることができると再確認できました。
無料体験イベントを開催
多くの方にeスポーツを体験してもらうため『アシド/WASD』の店内だけではなく、大分市街にて屋外の無料体験イベントも開催しました。
タイトルは『鉄拳』『太鼓の達人』『ぷよぷよ』など。
eスポーツ大会にも採用されているタイトルです。
昨今のゲームはほぼ全てオンラインでもプレイ可能です。
家庭でゲーム機を持っている方のほとんどはオンラインでプレイしています。
開催した屋外イベントは光の反射などを防ぐためにテントを張り、ゲーミングPCではなく家庭用ゲーム機を使い、かつオフライン対戦で体験してもらうことになります。
需要があるのか不安ではありましたが、開催すると行列ができるほどのイベントになりました。
来てくれた大人の方やお子さんに話を聞いてみると意外な回答をいただきました。
「みんなで集まってゲームすることが新鮮」
「自分のプレイを後ろで見てもらうことが嬉しい」
1人やオンラインでゲームを楽しむ現代だからこそ、実際に集まって楽しむことの価値も上がっているのではないか、と気づかせてくれました。
リアルな空間でプレイすることで生まれること
リアルな空間に集まることで生まれること。
それは『熱狂』です。
体験した事例が2つあります。
1つ目は、親子でのeスポーツ体験イベント。
採用タイトルは『フォートナイト』です。
ゲーム経験者も未経験者も一緒にチームを組んでオンラインプレイしてもらいました。
初めてプレイする親御さんにお子さんが教える場面や、お子さんが普段しているゲームを理解しようと一生懸命に画面を凝視する親御さんも。
最後はみんながやられてしまう中、ゲーム未経験だった小学生の女の子がチームで残り1名となり会場は全員で応援。
みんなが祈る中、見事ビクロイ(最後まで生き残り、優勝すること)を取りました。
会場は大歓声の中で、その瞬間にヒーローが誕生しました。
感想を聞いたときの「またプレイしたい」と嬉しそうな表情が印象的でした。
2つ目は、大分と東京を繋いで対戦したイベント。
障がいを持つ方、持たない方関係なく同じルールでeスポーツ対戦をおこないました。
東京会場はRED東京、大分会場は『アシド/WASD』。
採用タイトルは『鉄拳』です。
両会場に観客はそれぞれ集まり、プレイはオンラインで繋いで対戦。
会場は大盛り上がりで、歓声につられてプレイヤーも最高のパフォーマンスを披露してくれました。
対戦後は大きな拍手に包まれて一体感が生まれました。
WASD CUPを開催する理由
施設運営、体験イベントを実際にやってみたから感じたeスポーツの素晴らしさ。
本当にジェンダーレス、ハンディキャップレス、エリアレス。
そして誰でもヒーローになれる可能性があります。
eスポーツはまだまだ可能性を秘めている分野です。
今回の大会を通じて、練習の成果を発表する場、社会との接点となる場、全員がフラットに交流できる場をみんなで作っていきたいと思います。
会場は当施設ではなく、大分市内の会場をレンタルします。
子ども、大人も出場したいと思える大会作りのため、しっかりとした演出をおこなえる会場と司会&解説者も手配します。
eスポーツは総称なので、実は色々なジャンルがあります。
例えば球技だと『バスケット、サッカー、野球』とあるように、
eスポーツの中でも『FPS、TPS、格闘、パズル』など細かく分かれています。
今大会は、格闘ゲームにておこなうことにしました。
採用した大きな理由は、シンプルなルールと初心者でもプレイしやすい点です。
現在はFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)と呼ばれるゲームが人気ですが、これまでの体験イベントの経験から、まずは操作しやすいタイトルが参加しやすいと考えました。
ただ、大会に興味があっても、参加するのが恥ずかしい方、まだ勇気がでない方など多々いるでしょう。
だからこそ大会はeスポーツに詳しい方だけでおこなうのではなく、誰もが参加できるものでないと広がりがありません。
それは私たちのような、いち施設だけで作ることはできません。
「参加したい」と思った方を受け入れる雰囲気作りが必要です。
多くの方にご支援をいただき、一緒にeスポーツを盛り上げていけたら幸いです。
最後に
最後まで読み進めてくださって、誠にありがとうございました。
eスポーツ(ゲーム)と聞いて、どのようなイメージを持っていますか?
きっと、いい意見も悪い意見も同じくらい多く出ると思います。
これほどまでに意見が分かれるコンテンツはないでしょう。
でも施設を開設してみて分かりました。
ゲームは人に元気を与え笑顔にしてくれます。
接し方を間違えなければ人生のよいパートナーになってくれるとさえ思います。
eスポーツに関わる方、これから関わっていく子どもたち、未来に向けた社会的価値を今後も高めていくために、大事な一歩となります。
どうか応援をいただけますと幸いです。
ご参加、ご観戦について
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大会スポンサー募集のご案内
『練習の成果を発表する場、社会との接点となる場、全員がフラットに交流できる場をつくる」という本大会の目的にご賛同賜わり、大会の運営にご支援をいただけるスポンサー様(法人様・個人様)を募集しております。皆様の厚いご支援・ご協力をお願い申し上げます。
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お問い合わせフォーム
<大会責任者>
eスポーツ体験施設 『アシド/WASD』
代表 川野剛
記事を書いた人
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。