みんなどうしてる?web制作会社のリモートワーク(在宅勤務)のガイドラインを公開。
こんにちは。
現在、8時30分。
リモートワークが始まり、静かなオフィスで書いてます。
「当社初」のリモートワークとなります。
web業界では遅いかもしれませんね。
今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、措置を講じました。
通勤がなくなり、電話で時間を取られず、打ち合わせの移動もない。
客観的にみれば、メリットが多いといえます。
ただ、
オフィスワーク = 効率悪い
リモートワーク = 効率良い
という風潮が苦手でした。
どちらがいいかなんて、一概に言えないでしょう。
会社の色やステージで変わるのだと思います。
いずれにしても、「やるなら、ちゃんと」です。
そのため、「目的」と「ルール」を明文化しました。
本記事では、社内向けに作ったガイドラインを公開します。
目次
はじめに
トリアナでは、全社員を対象としたリモートワークは初となります。
導入にあたり、ガイドラインを策定しました。
「流行り」でやっては意味がありません。
より成果が求められる働き方であり、オペレーション化ができてないないと、生産性が下がります。
これを機に、さらに強い組織・個人となれるよう頑張っていきましょう!
前提
* トリアナ制作部を対象に2020/4/8(水) 〜 2020/5/6(水)までおこなう
※状況により延長する場合もあり
* リモートワークの勤務場所は原則自宅とする
* リモートワーク移行に伴い、評価制度の一部改定をおこなう
目的
* 今回のリモートワークは、社内における新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とする
目標
* リモートワークを経験し、個人と組織のレベルアップを図る
* 稼働率を通常時の最低80%はキープする
ルール
* 業務開始時、休憩前後、業務終了時は共通チャットにて報告をおこなう
* 毎朝slackbotにて出勤報告、当日のタスク共有をおこなってから業務開始する
* 体調不良によるリモートワークは禁止、自己申告すること
* 朝礼や全社会議をおこなう場合は、全員参加する
* その日のうちに日報を必ず書く
* 会話のログを残す(原則チャット上、web会議などは議事録を残す)
* チャットはクローズにしない、関係者全員が見えるようにする
* DM(ダイレクトメッセージ)は使用しない
* 原則、会議等はコアタイムにおこなう(10:30〜16:00)
* 10分以内にレスポンスを返す(離席時はステータスを変える)
* 外出の予定や会議はgoogleカレンダーで共有する
* 何でも言いやすい雰囲気と場をつくる
電話対応について
* 期間中、会社への電話は川野が対応する
* 内容を確認後、各スタッフへ振り分けする
* 担当のクライアントには各自連絡する
作業環境について
* 会社支給のPCおよびモニターを自宅へ移動して環境構築、作業する
* 検証時を除き、プライベート端末は使用しない
※検証後は履歴を削除すること
* web会議はzoomを使用する
* リモートワークに必要なハード・ソフトがある場合は申請をおこなう
情報セキュリティについて
* 情報セキュリティルールに準ずる
在宅勤務における手当について
* 電気代・通信費手当として一律3,000円/月を支給する
* 通勤手当の支給はなしとする
経費の精算について
* googleスプレッドシートにて申請をおこなう
* 領収証はgoogleスプレッドシートに添付する
* 対面での打ち合わせ時は自家用車を使用する(ガソリン代は支給、市内は一律1,000円、市外は実費)
* 承認されたら、振り込みにて精算する
* 末締めの翌月20日払いとする
* 領収証は保管しておく
評価基準の一部改訂について
リモートワーク時における追加基準
* 仕事(売上間接貢献)
稼働率アップのための取り組み
問い合わせ対応
* 影響力
リモートにおけるコミュニケーション作り(雑談タイムや定期相談会など)
* 勤務態度
レスポンス
最後に
冒頭に書いたように、当社初のリモートワーク。
本ガイドラインも100点ではありません。
実際にやってみて、スタッフのフィードバックをもらい、改善していく予定です。
すでに、開始前に電池が必要、延長タップが必要、検証機を持って帰りたい、といった意見が出ました。
都度対応しながら、働きやすい環境を構築していきたいと思います。
期間中ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
記事を書いた人
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。
代表の川野です。 1982年生まれ、大分県津久見市の出身です。 営業、地域ポータルサイトの運営などを経て、2005年よりweb業界に入りました。 「webサイトは作って終わりではない、完成してからが始まり」この言葉を胸に職務にあたっています。 現在はディレクション業務をメインとして、クライアントの要望を汲み取りつつ、ユーザー目線に立ったwebサイトの提案を心がけています。