有益な情報発信って何ですか?


「ふぅ。。。」
ため息から始まる、2022年最初の手嶋のブログです。
なぜため息から始まるかというと、前回のブログが関係しています。
ありがたいことに、2021年の最後に書いた僕のブログが、社内からも社外からも大変好評だったのです。
「良かった」「面白かった」という声をいただき、非常に嬉しく思います。
反面、そのようなお声をいただいて、僕が書くブログに対しての期待値が一段上がったような気がしています。(考えすぎwww)
「上がってねーよー」
と聞こえてきそうですが、何か一つでもブログを見てくれた人の役に立つ情報を発信していきたいと思います。
そんなこんなで、期待されているかされていないかわからない僕のブログですが、2022年最初のブログは『情報発信』について書こうと思います。
最後まで見れば、ブログやSNSで情報を発信することの本質がわかり、ご自身のブログ運営、SNS運用に役に立つはずです。
ではいきましょう。
目次
情報発信の本質
一昔前はテレビやラジオといったメディア媒体の情報発信、そのほかにも新聞、雑誌、広報誌など紙媒体の情報発信が主流でした。
これらに共通しているのは『一部の限られた人しか情報を発信できない』ということです。
しかし今の時代はどうでしょう。誰でも簡単に情報発信ができるようになりました。
ブログ、Twitter、Instagram、note、などなどです。
特にSNSは年々利用者数が増加、若い世代を中心にすでに生活の一部になっています。
そのような時代の流れの中で、情報発信の本質とは何なのか。考えたことありますか?
・・・
はい、もったいぶらずにいきますが、結論を申し上げると、情報発信の本質とは『問題の解決』です。
・・・
はい。もう一度言います。
情報発信の本質とは『問題の解決』です。
もっと噛み砕いてお伝えすると「求められている情報を発信する」ということです。
ビジネスで例えると、市場から必要とされている商品・サービスを提供する『マーケットイン』の考え方に似ています。
これは完全に僕の偏見ですが、この本質を理解した上で情報の発信をしている人は日本に5%もいないと思っています。
SNSアカウントを持っていたりブログの運営していたりする人のほとんどは、「求められている情報」ではなく「自分が発信したい情報」を発信しています。
しかしそれは本質ではなく、誰かの悩みを解決する情報や誰かの役に立つ情報を発信することが、情報発信の本質なのです。
情報発信は1対多数?
情報を発信する上でよくある間違いが、『情報発信は1対多数である』と考えることです。
各SNSやこのブログにも当てはまりますが、一個人が大勢に向けて発信するという構図にどうしても見えるので、『1対多数』であると思い込みがちです。
しかし、断言しますが、これは大きな落とし穴です。
なぜなら、今あなたはPCや携帯を使って一人で見ているからです。
セミナーや講義、学校の授業などは、1人が同時に多数人に向けて発信をします。この構造であれば、『1対多数』であると言えます。
しかし、このブログや各SNSはどうでしょうか。
ブログを複数人で同時に見たりしないはずです。SNSを複数人で同時に閲覧しないはずです。
そうです。今これを見ているあなたは、『一人』なのです。
なので、ブログやSNSでの発信は『1対多数』ではなく『1対1が多数』という構図が正解と言えます。
具体的にどうすれば良いのか
ブログやSNSでの発信が『1対1が多数』ということが分かった上で、どうすれば良いのか。
以下の順番で説明します。
- 想いを届けるたった一人を決める。
- その人の悩みを100個書き出す。
- 悩みの解決策を発信する。
想いを届けるたった一人を決める
例えば、『Instagramで筋トレの発信をする』と仮定しましょう。『想いを届けるたった一人』を決めないと何が起きるか考えます。
筋トレの大事さやマインド的な発信になってしまい、結果、誰からも共感されないアカウントが完成します。
理由は簡単で、それを見たユーザーは「私には当てはまらない」という感想を抱くからです。
同じ筋トレだとしても、ムキムキに鍛えたい男性と、スタイリッシュさを手に入れたい女性では求めている情報が違います。
誰にでも当てはまりそうな内容は、実は誰にも刺さらないのです。
まずは『想いを届けるたった』一人を決めましょう。
その人の悩みを100個書き出す。
『想いを届けるたった一人』を決めたら、次はその人の悩みを100個書き出します。
先ほどの、“ムキムキに鍛えたい男性”と“スタイリッシュさを手に入れたい女性”では、悩みが全く違います。
“ムキムキに鍛えたい男性”は「ベンチプレスが上がらない」「体重が増えない」などの悩みがあるでしょう。
“スタイリッシュさを手に入れたい女性”は「足が細くならない」「背中の肉が落ちない」などの悩みがあると考えることができます。
このように悩みを100個書き出します。
ここで大事なのは、『想いを届けるたった一人にめちゃめちゃ寄り添うこと』です。
そうしないと、発信者側にとって都合の良い悩みしか書き出せません。
想いを届けるたった一人に寄り添って悩みを100個書き出しましょう。
悩みの解決策を発信する。
悩みを100個書き出せたら、あとはその悩みの解決策を発信するだけです。
「ベンチプレスが上がらない」という悩みに対しては、効果的なトレーニングの姿勢や方法の発信が適切だという仮説を立てることができます。
「体重が増えない」という悩みに対しては、食事法や食事の成分の情報などを発信すれば適切であると考えることができます。
このように悩みの解決策を発信するようになると、発信ネタに困らなくなります。
1つの悩みに対して、多方向から解決策を発信できるので、ネタがどんどん湧いてきます。
ここで大事なのが、ユーザーに『あ、私のことだ』と思ってもらうことです。
これができれば、共感の嵐を呼ぶアカウントを育てることができます。
情報発信で人生が変わる
僕は2021年の4月から本格的に情報発信を始めました。最初は全く何もわからない状態でした。
現在は、自分のアカウントや企業様のアカウントを含めると合計8つほどのSNSの運用に携わっています。
その8つのアカウント全てで『想いを届けるたった一人』を決めています。
情報発信を始めてよかったことが3つあります。
いろいろな人と繋がることができたこと
情報発信をしていると、同じ考えを持った人や考えに同意してくれる人が自然と集まります。
そこで繋がった人と交流することによって、新しい価値観を得ることもあるし、自分の知らないことを学ぶことができるので本当に勉強になります。
感謝される機会が増えたこと
悩みを解決する情報発信をしていると「参考になります」や「悩みが解決しました」など感謝される機会が多くなりました。
自分の発信で誰かの悩みを解決できるって、すごく嬉しいことだなと思います。
自身の頭の中を整理することができること
情報発信のためには常に最新の情報をインプットすることが必要です。
『情報をインプットして、自分の中で昇華してアウトプットする』
これだけで自分の頭の中を整理することができます。
―――
情報発信をするだけで様々な恩恵があります。
自分の思考を整理することができます。
正直、良いことしかないんですよね。
僕のこのブログを見ても、99.9%の人が情報発信を始めようなんて思わないと思います。
でももし、情報発信を始めてみようと思う人がいれば、Twitterから始めることをオススメします。
『最大140文字で伝えたいことを端的にまとめる』ことができるので、情報発信の実践の場としては最適です。
その際は、僕のTwitterをフォローして情報交換をしましょう!
では今回はこの辺にしておきます。
次回は情報発信の中でも、Instagramに特化した記事を書いてみようと思います。
ではまた。
記事を書いた人